大工工事(型枠大工) だいくこうじ(かたわくだいく)

鉄筋コンクリートの建物を建てる場合、型枠という器を組み立て、そこにコンクリートを流し込んでいく手順が必要になる。型枠大工とは、その枠をつくる職人のこと。コンクリートが固まったら型枠を外すまでが一連の流れ。一口に型枠といっても外壁、柱、梁(はり)、内壁、床用などがあり、建物の規模によって種類も異なる。鉄筋コンクリートの建造物の強度を支える重要な要素の一つが、型枠大工の熟練の技術になる。

菅原 昌和 入社4年目

大州建設工業(株)/千葉県千葉市

いずれは会社を背負うリーダーに

高校は普通科、建設業界に飛び込む

父親が住宅サッシの仕事をしている関係で、小さな頃から建設現場に行く機会があり、馴染みはありました。就職先を考える際に、自分にはデスクワークは向かないとの思いもあり、高校は普通科でしたが、建設関係の求人票をながめる中で、「リーダーを育てる」という会社方針に惹かれ、大州建設工業の門をたたきました。入社から3カ月間、富士教育訓練センターでみっちりと研修を受け、玉掛けや高所作業車、5トン未満の移動式クレーンの資格などを取得しました。

まずは実務を覚える

現在、関わっている豊洲市場の青果棟建設工事では、午前7時に現場に到着し、8時からの朝礼に出ます。作業動線の確認や現地KY(危険予知)活動などの後、職長の指示の下、型枠の加工や建て込みといった作業に移り、午後5時に終了します。当面の目標は、躯体の図面をしっかりと読めるようになりたいと思っていますが、仕事の流れを理解していないと段取りも悪くなってしまうので、まずは作業内容をちゃんと覚えることから始めるべきだと考えています。

答えは1つじゃない、創意工夫におもしろさ

今後は、難度が高くなりますが、階段部分の型枠工事にも挑戦し、いずれは会社で1、2位を争うような職人になりたいと思います。そのためにも、まずは職長、そして1級型枠施工技能士や登録基幹技能者なども目指したいです。この仕事のおもしろさは、答えが一つというわけではなく、やり方は何通りもあり、自分の考えた方法で取り組めるという点です。

〝一生モノ〟の仕事、人とのつながりも魅力

建設業という世界は非常に広く、いろいろな人と出会い、学び、輪を広げられることも大きな魅力です。地図に残るような〝一生モノ〟の仕事に携われる喜びも日々感じています。

建設業のイメージアップには、われわれ自身が襟を正すべき

休日は、現場の状況で変わることはありますが、基本的には第2・4土曜と日曜が休みです。休みが多いと、逆に自分自身がだらけてしまいそうなので、現状の決められた休みで十分だと思っています。建設業はだらしないというようなイメージを持たれている方もいますので、例えば、通勤時の身だしなみなどについて、われわれ自身が少し気を付けるだけでも、イメージは変わってくるのではないでしょうか。

取材協力:一般社団法人 日本型枠工事業協会(http://www.nikkendaikyou.or.jp/

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  • 入職4年目

    まずは作業内容をちゃんと覚えることから始めるべきだと考えています。        


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  • 入職6年目

    完成した大きな建物を下から見上げると心の底から「やり遂げたな」と感じますね。       


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  • 入職20年目

    いまの目標は、どの職種の職長からも信頼される存在になることです。       


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大工工事(型枠大工)に関して下記の資格があるので、就職したらスキルアップに応じてチャレンジしてください。

資格名 お問い合わせ先 ホームページ
1・2級型枠施工技能士 中央職業能力開発協会 03-6758-2859 http://www.javada.or.jp/